口腔外科
口腔外科とは?
口腔外科とは、一般歯科が対象とするむし歯や歯周病以外のお口の周囲の疾患を対象とした診療科です。治療内容は以下内容を初めとして、多岐にわたります。ご不明な点がありましたらお気軽にご相談ください。
主な治療内容
● 抜歯
「口腔外科で親知らずを抜歯した人が周りにいる」という方も多いのではないでしょうか。ひと言で抜歯といっても難抜歯、埋伏歯・親知らずの抜歯など、さまざまな症例があります。
● 口腔の炎症
口腔の炎症が歯を原因とする場合、歯肉などに炎症が生じたりします。それは歯根の先や歯の周囲から細菌が侵入して感染してしまうからです。原因となる歯の治療は、再発を予防したり、顎の炎症の重症化を防ぐ上でとても大切です。歯を原因としない場合も多く、一般的に「口内炎」と呼ばれています。口内炎は舌、頬、唇などの口の粘膜に炎症が生じます。
● 口腔の腫瘍
口の中には、内臓同様、体の中の細胞が本来の増殖サイクルの枠を越えると様々な腫瘍が生じます。症状としては腫れやできものとなって現れることが多く、腫瘍=悪性腫瘍ではありません。一方、過剰に増殖した細胞が、その場にとどまらず周囲に広がって増殖するものを悪性腫瘍といいます。
● 親知らず
親知らずは磨きにくい場所にあります。そのため磨き残しが原因でむし歯になりやすい歯です。生まれながらに親知らずが生えないこともあり、レントゲンを撮って初めて、歯ぐきの奥の方にあることがわかる場合もあります。生え方が悪いと、隣の歯に当たり痛みが発生することがあり、抜歯をおすすめすることもあります。